smarterp:develop:devenv [開発室]

この文書は読取専用です。文書のソースを閲覧することは可能ですが、変更はできません。もし変更したい場合は管理者に連絡してください。
====== 開発環境について ======

===== Mavenのインストール =====

下記のURLにアクセスしダウンロードします。\\
[[https://maven.apache.org/download.cgi#]]

{{:smarterp:develop:maven.png?800|}}

ダウンロードした圧縮フォルダを展開し、C:\直下に配置します。

展開した時点で➀の構造で作成される場合は、一番上の階層の『apache-maven-3.6.3-bin』ファイルを削除し、\\
➁の階層になるように変更する。

  ➀ C:
      ∟apache-maven-3.6.3-bin
       ∟apache-maven-3.6.3
        ∟bin

  ➁ C:
      ∟apache-maven-3.6.3
       ∟bin

エクスプローラーからPCを右クリックし、プロパティを選択します。

システムの詳細設定→環境変数ボタンを選択します。

システム環境変数に存在するPathを選択し編集ボタンをクリックします。

新規をクリックし、binフォルダまでのpathを追加します。\\
例）C:\apache-maven-3.6.3\bin

{{:smarterp:develop:環境変数.png?400|}}

コマンドプロンプトを開き、下記のコマンドを実行します。

<code>
mvn -version
</code>

エラーが出なければ設定完了です。

\\
\\
\\
\\

===== JDK11(java-11)のインストール =====

下記のURLからJDK11をダウンロードします。\\
[[http://jdk.java.net/]]

{{:smarterp:develop:jdk.java.net.png|}}

{{:smarterp:develop:jdk.java.net_java-11.png|}}

{{:smarterp:develop:jdk.java.net.choose.version.png|}}

ダウンロードしたファイルを右クリックし、すべて展開をクリックします。

C:\Program Files\Javaにjdk-11を移動します。

エクスプローラーからPCを右クリックし、プロパティを選択します。

しすてむの詳細設計→環境変数ボタンを選択します。

システム環境変数に存在するPathを選択し編集ボタンをクリックします。

新規をクリックし、ダウンロードしてきたjavaのbinフォルダまでのpathを追加します。\\
例）C:\Program Files\Java\jdk-11.0.2\bin

{{:smarterp:develop:jdk_環境変数.png?400|}}

システム環境変数の新規ボタンをクリック、下記の値を入力しOKボタンをクリックします。\\
変数名：JAVA_HOME\\
変数値：C:\Program Files\Java\jdk-11

コマンドプロンプトを開き、下記のコマンドを実行します。

<code>
java -version
</code>

エラーが出なければ設定完了です。

\\
\\
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\\

===== ソースコードの取得 =====

C:\ 直下に src\JPiere-7.1 のフォルダを作成します。

<code>
mkdir C:\src
mkdir C:\src\JPiere-7.1
</code>

C:\src\JPiere-7.1のフォルダに移動します。

<code>
cd C:\src\JPiere-7.1
</code>

idempiereのソースコードをgithubから取得します。

<code>
git clone -b release-7.1 https://github.com/JPiere/idempiere.git
</code>

cloneに成功したらidempiereフォルダに移動します。

<code>
cd idempiere
</code>

cloneしたidempiereのソースコードにチェックをかけます。
<code>
mvn validate
mvn verify
</code>

C:\src\JPiere-7.1にjpiereフォルダを作成します。

<code>
mkdir C:\src\JPiere-7.1\jpiere
</code>

C:\src\JPiere-7.1\jpiereのフォルダに移動します。

<code>
cd C:\src\JPiere-7.1\jpiere
</code>

jpiereのソースコードを取得します。
<code>
git clone -b release-7.1 https://github.com/JPiere/JPCS.git
git clone -b release-7.1 https://github.com/JPiere/JPFS.git
git clone https://github.com/JPiere/jpiere.plugin.pivotwindow.experimental.git
git clone https://github.com/JPiere/japanese-translation.git
git clone -b release-7.1 https://github.com/JPiere/JPBP.git
mkdir JPPS
cd JPPS
git clone -b release-7.1 https://github.com/JPiere/JPMS.git
git clone -b release-7.1 https://github.com/JPiere/jpiere.plugin.webui.formwindow.git
git clone -b release-7.1 https://github.com/JPiere/jpiere.plugin.webui.wysiwygeditor.git
git clone -b release-7.1 https://github.com/JPiere/jpiere.plugin.webui.simpleinputwindow.git
git clone -b release-7.1 https://github.com/JPiere/jpiere.plugin.webui.matrixwindow.git
git clone -b release-7.1 https://github.com/JPiere/jpiere.plugin.webui.dashboardgadget.git
git clone -b release-7.1 https://github.com/JPiere/jpiere.plugin.delete.git

</code>

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===== eclipseのインストール =====

下記のURLからeclipse2019-12をダウンロードします。\\
[[https://mergedoc.osdn.jp/]]

Pleiades All in One のEclipse 2019を選択します。

{{:smarterp:develop:pleiades.png|}}

windows 64bit Full Edition Javaを選択してダウンロードを行います。

{{:smarterp:develop:pleiades.download.png|}}

ダウンロードしたzipフォルダを7-zipで解凍します。\\
起動はeclipse.exeから実行してください。

\\
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\\

===== eclipseの設定 =====

起動時、ワークスペースをC:\src\Jpiere-7.1\idempiereに設定し、起動を実行します。

{{:smarterp:develop:eclipse_起動時.png?800|}}

メニューのプロジェクト→自動的にビルドのチェックを外しOFFにします。

{{:smarterp:develop:自動ビルド_チェック外し.png?600|}}

メニューのウィンドウ→設定→java→コンパイラーを選択します。\\
java11になっているか確認してください。

{{:smarterp:develop:eclipse_コンパイラー.png?800|}}

コンパイラー→ビルドを選択してビルド・パスの問題のチェックを軽めに設定しておきます。

{{:smarterp:develop:eclipse_チェック軽め.png?800|}}

ワークスペースにプロジェクトをインポートします。
メニュー：ファイル→インポート→Maven→既存のMavenプロジェクトを選択、[次へ]をクリック

{{:smarterp:develop:eclipse_既存のmaven.png?400|}}

{{:smarterp:develop:eclipse_既存のmavenインポート.png?800|}}

ルート・ディレクトリーをダウンロードした「idempiere」のホームディレクトリを選択。\\
[すべて選択]をクリックして[完了]します。

{{:smarterp:develop:mavenプロジェクトのインポート.png?800|}}

初回のみ関連のプラグインをインストールしようとするので完了をクリックしてインストールします。

{{:smarterp:develop:eclipse_初回インストール.png?800|}}

完了クリック後、以下のインストールを求められるので同意して完了する。

{{:smarterp:develop:eclipse_完了後インストール.png?800|}}

{{:smarterp:develop:ライセンスのレビュー.png?800|}}

{{:smarterp:develop:セキュリティ警告.png?800|}}

インストール完了後再起動を求めてくるので再起動をしてください。

{{:smarterp:develop:インストール後再起動.png?800|}}

ターゲットプラットフォームの設定をインポート\\
メニュー：ファイル→インポート→一般→既存プロジェクトをワークスペースへを選択、[次へ]をクリック

{{:smarterp:develop:ターゲットプラットフォーム設定.png?800|}}

ルート・ディレクトリーをダウンロードした「idempiere」内にある「org.idempiere.p2.targetplatform」を選択し、[完了]してください。

{{:smarterp:develop:eclipse_targetplatform.png?800|}}

ターゲットプラットフォームの設定\\
インポートしたorg.idempiere.p2.targetplatformプロジェクトの中に、org.idempiere.p2.targetplatform.targetというファイルがあるのでダブルクリックします。

{{:smarterp:develop:eclipse_targetplatform_target.png?400|}}

処理が完了したらターゲット定義の"Set Active Target Platform"をクリックします。

{{:smarterp:develop:eclipse_setactivetargetplatform.png?800|}}

クリーン&ビルド実行\\
ワークスペースで"ctrl+Aで"すべてのパッケージを選択し、右クリックしリフレッシュを選択します。

{{:smarterp:develop:eclipse_リフレッシュ.png?800|}}

メニュー：プロジェクト→クリーンを開き[クリーン]をクリックします。

{{:smarterp:develop:eclipse_クリーン.png?800|}}

{{:smarterp:develop:eclipse_クリーン2.png?800|}}

**※ビルドエラーが出る場合**\\
メニュー：プロジェクト→自動的にビルドのチェックを有効

{{:smarterp:develop:eclipse_自動的にビルド.png?600|}}

➀Reload Target Platformをクリック\\
➁[再ロード]をクリック\\
➂更新をクリック\\
➂まで行ってもダメな場合は➀に戻り繰り返し行う

{{:smarterp:develop:eclipse_ターゲット更新.png?800|}}



\\
\\
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\\

===== JPiereの環境構築 =====

プラグインのソースコードをEclipseにインポート

メニュー：ファイル→インポート→Maven→既存のMavenプロジェクトを選択、[次へ]をクリックする。

{{:smarterp:develop:jpiere_インポート.jpg?400|}}

{{:smarterp:develop:jpiere_既存のmavenプロジェクト.png?800|}}

ダウンロードしたjpiereプラグインをインポートします。

{{:smarterp:develop:jpiere_プラグインインポート.png?800|}}

EclipseからiDempiereを起動するために必要な設定\\
メニュー：実行→実行構成を選択

{{:smarterp:develop:jpiere_実行構成.jpg?800|}}

Eclipseアプリケーション→「server product」を選択し、「プラグイン」タブを選択し、\\
追加したJPiereのプラグインのチェックボックスをすべて選択し、適用します。

{{:smarterp:develop:jpiere_プラグイン適用.png?800|}}

JPiereモディフィケーションズの設定\\
jpiere.modification.org.adempiere.baseプロジェクトのJPiereモディフィケーションズを有効にするために\\
org.adempiere.baseプロジェクトのマニフェストファイルのランタイムに新規でクラスパス"jpiere.modification.org.adempiere.base.jar"を一番上に追加します。

{{:smarterp:develop:jpiere_クラスパス.png?800|}}

ビルドタブに自動的に追加される"jpiere.modification.org.adempiere.base.jar"を削除し、保存します。

{{:smarterp:develop:jpiere_ビルドタブ.png?800|}}

jpiere.modification.org.adempiere.ui.zkプロジェクトのJPiereモディフィケーションズを有効にするために\\
org.adempiere.ui.zkプロジェクトのマニフェストファイルにクラスパス"jpiere.modification.org.adempiere.ui.zk.jar"を一番上に追加する。

{{:smarterp:develop:jpiere_ランタイム.png?800|}}

ビルドタブに自動的に追加される"jpiere.modification.org.adempiere.ui.zk.jar"を削除し、保存する。

{{:smarterp:develop:jpiere_uizk_削除.png?800|}}

5.JPiereのプラグインをiDempiereのインストールパッケージに含めるための設定\\
JPiereをインストールパッケージに含めるためにはorg.adempiere.server-featureプロジェクトにあるfeature.xmlを編集する。\\
組み込まれたプラグインタブで、追加ボタンをクリックし、jpiereのプラグインプロジェクトを選択して追加する。

{{:smarterp:develop:jpiere_組み込まれたプラグイン.png?800|}}

POMファイルの修正\\
JPiereをインストールパッケージにふくめるためのPOMファイルの修正をする。

JPiereのプラグインプロジェクトにはすべてPOMファイルがあり、\\
親のPOMファイルとしてiDempiereのorg.idempiere.parentプロジェクト内のPOMファイルを指定している。\\
このPOMファイルへの相対パスを適切にすべて修正する。 

➀対象ファイル『jpiere.base.plugin』の『>』をクリック\\
➁『pom.xml』をダブルクリックしてファイルを開き、以下の『変更パス』に記述している内容でpomファイルのパスを変更する。

{{:smarterp:develop:jpiere_pomファイル2.png?800|}}

{{:smarterp:develop:jpiere_pomファイル.png?800|}}


^ 対象 ^ 変更パス ^
| jpiere.base.plugin | ../../../idempiere/org.idempiere.parent/pom.xml |
| jpiere.fragment.org.adempiere.base | ../../../idempiere/org.idempiere.parent/pom.xml |
| jpiere.fragment.org.adempiere.report.jasper.library | ../../../idempiere/org.idempiere.parent/pom.xml |
| jpiere.fragment.org.adempiere.server | ../../../idempiere/org.idempiere.parent/pom.xml |
| jpiere.fragment.org.adempiere.ui.zk | ../../../idempiere/org.idempiere.parent/pom.xml |
| jpiere.modification.org.adempiere.base | ../../../../idempiere/org.idempiere.parent/pom.xml |
| jpiere.modification.org.adempiere.ui.zk | ../../../../idempiere/org.idempiere.parent/pom.xml |
| jpiere.plugin.delete | ../../../idempiere/org.idempiere.parent/pom.xml |
| jpiere.plugin.webui.dashboardgadget | ../../../idempiere/org.idempiere.parent/pom.xml |
| jpiere.plugin.webui.formwindow | ../../../idempiere/org.idempiere.parent/pom.xml |
| jpiere.plugin.webui.matrixwindow | ../../../idempiere/org.idempiere.parent/pom.xml |
| jpiere.plugin.webui.simpleinputwindow| ../../../idempiere/org.idempiere.parent/pom.xml |
| jpiere.plugin.webui.wysiwygeditor</module> | ../../../idempiere/org.idempiere.parent/pom.xml |

JPiereをインストールパッケージに含めるためのPOMファイルの修正\\
iDempiereのプラグインプロジェクト群がある直下のPOMファイルに<module>タグとしてJPiereのプラグイン群を追加設定する必要がある。 \\
idempiere直下にあるPOM.xmlに下記のコードを追加する。

<code>
<module>../jpiere/JPBP/jpiere.base.plugin</module>
<module>../jpiere/JPFS/jpiere.fragment.org.adempiere.base</module>
<module>../jpiere/JPFS/jpiere.fragment.org.adempiere.report.jasper.library</module>
<module>../jpiere/JPFS/jpiere.fragment.org.adempiere.server</module>
<module>../jpiere/JPFS/jpiere.fragment.org.adempiere.ui.zk</module>
<module>../jpiere/JPPS/JPMS/jpiere.modification.org.adempiere.base</module>
<module>../jpiere/JPPS/JPMS/jpiere.modification.org.adempiere.ui.zk</module>
<module>../jpiere/JPPS/jpiere.plugin.delete</module>
<module>../jpiere/JPPS/jpiere.plugin.webui.dashboardgadget</module>
<module>../jpiere/JPPS/jpiere.plugin.webui.formwindow</module>
<module>../jpiere/JPPS/jpiere.plugin.webui.matrixwindow</module>
<module>../jpiere/JPPS/jpiere.plugin.webui.simpleinputwindow</module>
<module>../jpiere/JPPS/jpiere.plugin.webui.wysiwygeditor</module>
</code>

{{:smarterp:develop:jpiere_追加pomファイル.png?800|}}

変更後、再度クリーン&ビルド実行\\
pom.xmlを変更したのでプロジェクトの更新を行う。\\
ワークスペースで"ctrl+Aで"すべてのパッケージを選択し、右クリックしMaven→プロジェクトの更新を選択します。

{{:smarterp:develop:プロジェクトの更新.png?800|}}

ワークスペースで"ctrl+Aで"すべてのパッケージを選択し、右クリックしリフレッシュを選択します。

{{:smarterp:develop:jpiere_リフレッシュ.png?800|}}

メニュー：プロジェクト→クリーンを開き[クリーン]をクリックします。

{{:smarterp:develop:jpiere_クリーン.png?800|}}

{{:smarterp:develop:jpiere_クリーン2.png?800|}}

**※ビルドエラーが出る場合**\\
メニュー：プロジェクト→自動的にビルドのチェックを有効

{{:smarterp:develop:jpiere_自動的にビルド.png?800|}}

➀Reload Target Platformをクリック\\
➁[再ロード]をクリック\\
➂更新をクリック\\
➂まで行ってもダメな場合は➀に戻り繰り返し行う

{{:smarterp:develop:jpiere_ターゲット更新.png?800|}}



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===== iDempiereの初期設定 =====

ビルドエラーが出なくなったら、メニュー：実行→実行構成を選択します。

{{:smarterp:develop:idempiere_実行構成.png?800|}}

Eclipseアプリケーション→「install.app」を選択し、実行ボタンをクリックします。

{{:smarterp:develop:idempiere_installapp.png?800|}}

実行すると設定画面が出てくるので任意のデータベース情報を入力してテストボタンをクリックします。\\
※DB Already Exsistsのチェックを忘れないように気を付けること。

テストが成功したら保存ボタンをクリックします。

メニュー：実行→実行構成を選択する。

{{:smarterp:develop:idempiere_実行構成.png?800|}}

タブ「プラグイン」で、Jpiereのプラグインがデフォルト「OFF」であるため「ON」に変更します。

{{:smarterp:develop:idempiere_プラグインタブ.png?800|}}

Eclipseアプリケーション→「server.product」を選択し、タブ「プラグイン」で、Jpiereのプラグインがデフォルト「OFF」であるため「ON」に変更します。

{{:smarterp:develop:idempiere_プラグインタブ2.png?800|}}

Eclipseアプリケーション→「model.generator」を選択し、タブ「プラグイン」で、Jpiereのプラグインがデフォルト「OFF」であるため「ON」に変更します。

{{:smarterp:develop:idempiere_プラグインタブ3.png?800|}}

Eclipseアプリケーション→「server.product」を選択し、実行ボタンをクリックします。

{{:smarterp:develop:idempiere_serverproduct.png?800|}}

コンソールタブに「osgi>」と表示されたらブラウザで下記のURLに接続します。\\
[[http://localhost:8080/webui/]]

{{:smarterp:develop:idempiere_コンソール.png?800|}}

この画面が表示されてログインできれば環境構築完了です。

{{:smarterp:develop:smarterp.png|}}





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ページ用ツール
